東京かんかん × ン・マ vol.1
「アフリカのかたち」を日本に伝えた第一人者、小川 弘さん。その小川さんが長年にわたってアフリカから集めてきたプリミティブアート・民族工芸品を扱う「東京かんかん」さんの倉庫にお邪魔させていただきました。おそるおそる踏み入れたその場所で、ン・マが出会ったアイテムをご紹介させていただきます。倉庫のなかで人間にみつからないように息をひそめていた(ように思う)、いまはもう手に入らないものばかりをみつけてこれたように思います。どうぞごゆっくりご覧になっていってくださいませ。
・東京かんかんさんのサイトはこちらです。
・東京かんかんさんがプリミティブアートの魅力を紹介する「kankan press」もおすすめです。
ギャラリーかんかん本店(世田谷)の店長Aさんにおすすめしていただいた、変わった形をしたイスです。
東部アフリカのケニア北部やエチオピア国境近辺に住む遊牧民族レンディーレ族のものです。
![[特別価格]ケニア レンディーレ族のイス ン・マ](https://img11.shop-pro.jp/PA01147/493/etc/tk_02_03.jpg?cmsp_timestamp=20150522113720)
3本足の化け物のようにも見えてきます。
ですが、その造形から受ける印象は怖いというよりかわいらしさがあります。
マコンデ族の彫刻に似た雰囲気を持っていますが、抽象性がより高いものとなっています。
![[特別価格]ケニア レンディーレ族のイス ン・マ](https://img11.shop-pro.jp/PA01147/493/etc/tk_02_05.jpg?cmsp_timestamp=20150522113738)
ちなみに、レンディーレ族はラクダを主に飼っているラクダ遊牧民です。ラクダのほかにヤギ・ヒツジも飼っており、1家族あたりの家畜の数はラクダ15頭、ヤギとヒツジが合わせて40頭ぐらいといわれています。
それらの家畜は男性が所有していて、父親から息子へと引き継がれていきます。
家畜の受け渡しや貸し借りが、友達づきあいや親戚関係の絆を保っているようです。
女性は草花や装飾品の素材をやり取りすることによって、女性同士の親しい関係を作ったり、夫婦や親子の愛情を示したり、親戚の付き合いを深めたりするそうです。
そんな彼女たちの装身具もまた兄弟、娘、姪、友人たちに受け継がれていきます。
![[特別価格]ケニア レンディーレ族のイス ン・マ](https://img11.shop-pro.jp/PA01147/493/etc/tk_02_07.jpg?cmsp_timestamp=20150522113756)
お尻を置く座面には目玉のような木目があります。
![[特別価格]ケニア レンディーレ族のイス ン・マ](https://img11.shop-pro.jp/PA01147/493/etc/tk_02_08.jpg?cmsp_timestamp=20150522113804)
実際にイスとして使用するのはもちろんのこと、こぶりなサイズなのでインテリアとしても存在感を発揮しそうです。(座面が小さいため男性はちょっと座りづらいかもしれません。)
レンディーレ族に使われてきた古い生活道具です。ワレ・カケ・スレといったダメージがあります。
状態につきましては写真をご参照くださいますようお願いいたします。
<参考記事>
「
レンディーレ族」(Wikipedia)
●原産国
ケニア Republic of Kenya
●部族
レンディーレ族 Rendille
●おおよその参考サイズ
高さ 約 15.0cm / 横幅 約 26.0cm / 座面の幅 約 5.0cm
●製作年代
-
●素材
木、パティナ
【重要】
*経年によるダメージがあります。あらかじめご了承くださいませ
*こちらのアイテムにはスタンドは付属しません
*ご入金を確認した後、3営業日〜の発送予定となります
[ン・マのアイテムについて]
モニターにより見え方が異なる場合がございます。こちらは新品ではございません。長い年月を経てアフリカで使われてきた「自然の風合い」として、細かいキズやシミなどがある場合がございます。ビンテージの良さをご理解の上、ご注文をお願いします。状態に関してより詳しくお知りになりたい場合は、ご注文前にメールにてお問い合わせくださいませ。