おなじみロビ族から、まるで記号のような造形を持った木で作られた笛をご紹介します。

オランダのマニアから手に入れたもので彼の説明によると「外務省に勤めていた祖父が1960年代に現地から持ち帰ったもの」ということです。

狩猟や戦争のため、また、儀式の仮面舞踊のために使用されてきた笛です。単独での使用はもちろん、ひょうたんドラムや、ホーン、鉄ゴング、鐘、小鈴のような他の楽器と組み合わせて演奏されます。

下唇をあてて吹くと、甲高い音が鳴るそうです。儀式や狩猟時など、ロビ族の生活に不可欠であり、老人も若者も肌身離さず持っているといわれています。

儀式時の演奏による音色は、その内容と密接にリンクするとされ、儀式にはなくてはならないアイテムのひとつとされます。

よく使用されてきたことを物語る質感です。全体になめらかで手触りがよいです。記号を思わせるような変わった造形で、おどろくほどシンプルです。表面には渋いツヤがあり、時代を感じさせます。
オリジナルと思われる独特の特徴を持つアイテムです。経年使用に伴うダメージがあります。(いったいどんな音色がでるのでしょう。気になる方は、よく拭いてからお試しくださいませ)
●原産国
ブルキナファソ BurkinaFaso
●部族
ロビ族 lobi
●サイズ
長さ…約13.3cm 幅(最大)…約4.3cm 幅(最小)…約1.6cm
●年代
1950年頃
【重要】
*こちらのアイテムにはスタンドは付属いたしません
*実際に儀式に使用されたと思われる痕跡の他、スレ・キズ等のダメージがあります
[ン・マのアイテムについて]
モニターにより見え方が異なる場合がございます。こちらは新品ではございません。長い年月を経てアフリカで使われてきた「自然の風合い」として、細かいキズやシミなどがある場合がございます。ビンテージの良さをご理解の上、ご注文をお願いします。状態に関してより詳しくお知りになりたい場合は、ご注文前にメールにてお問い合わせくださいませ。